2023年10月26日以降、テクニカル諏訪子のブログがスマホでの閲覧を対応しなくなったと案内しています。
パソコンやサーバーを使用するようにとの指示があります。
おすすめブラウザこちらです:
ご理解お願い申し上げます。
また会社員になったから、あんま自宅にいない状況となりました。
セキュリティのため、私のサーバーは:80と:443以外自宅だけからアクセス出来る様に設定しました。
でも、会社にいながらアクセス出来たら良いなぁと思いましたので、今回はWireguardで安全に自宅のネットワークをアクセスする方法を教えると思います。
ここの記事で:
記事の場合、「ゲートウェイ」は自宅のネットワーク内のサーバーで、VPSはネットワーク外のサーバーと意味です。
ソフトのインストールコマンド以外全部のコマンドは全部のLinuxディストリビューション及びBSD OSで同じです。
うまく出来たら、ノートパソコン→VPS→ゲートウェイ→ゲームパソコンのログインは可能となります。
ここの場合、Artix→OpenBSD→Devuan→Artixですね。
ノート→VPS→ゲーム(Artix→OpenBSD→Artix)も可能ですが、自宅ネットワークで複数パソコンやサーバー(あたしは10台ぐらい)があれば、1台のゲートウェイがあった方が良いです。
そうしてセキュリティの為、SSHとWireguardしか何も実行されていないサーバーの方が安全ですね。
OpenBSDを使ってVPSなら、ConoHa又はVultrを勧めます。
ConoHaのOpenBSDイメージは古いバージョンですので、まずは最新バージョンまで「pkg_add -ui」及び「sysupgrade」コマンドを実行する事が必要です。
どっちでもで、一番安いVPSは十分です。
まずは専用サーバーを買ってみよっか!
あれば、Lenovo ThinkCentre又はNECのジャンク品は一番勧めますが、結局何でも良いです。
東京に近く住んだら、秋葉原のジャンク通りで2000~4000円で買えます。
あとはSSDを買うのは必要ですが、小さいSSDは大丈夫です。
ACケーブル及びイーサネットケーブルも必要です、なければキーボードとモニタも必要ですが、すでに持ってるやつを使いましょう。
まとめて5千円でサーバーの購入が可能です。
いつでも通りDevuanをインストールしましょう。
でもサーバーですので、XFCEじゃなくて、ベースインストーラーを使って下さい。
インストールする後、セキュリティ対策の為、下記のステップは必要です。
普通ユーザー作って下さい。
注意:Devuanの場合、wheelじゃなくて、sudoです。
useradd -m (ユーザー名)
passwd (ユーザー名)
usermod -G wheel (ユーザー名)
su -l (ユーザー名)
mkdir ~/.ssh
touch ~/.ssh/authorized_keys
初めての場合、SSHキーを作成して下さい。
ssh-keygen -t ed25519
そのままEnterキーを押して下さい。
パスワードを入らないで下さい。
cat ~/.ssh/id_ed25519.pub
出力をコピーして、
「/etc/ssh/sshd_config」ファイルを編集して下さい。
...
PermitRootLogin no
...
PasswordAuthentication no
...
SSHサービスの再起動。
Devuan | Artix (runitの場合) | OpenBSD |
---|---|---|
service ssh restart | sv restart sshd | rcctl restart sshd |
まだVPS→ゲートウェイのログインは不可能ですが、そろそろ可能となります。
じゃ、始めましょう!
まずはパッケージをインストールしましょう。
doas pkg_add wireguard-tools
rootになって、Wireguardのコンフィグを作成しましょう。
doas su
mkdir /etc/wireguard
chmod 700 /etc/wireguard
cd /etc/wireguard
wg genkey | tee private.key | wg pubkey > public.key
大体同じステップですね。
sudo apt install wireguard-tools
sudo su
mkdir /etc/wireguard
chmod 700 /etc/wireguard
cd /etc/wireguard
wg genkey | tee private.key | wg pubkey > public.key
vi /etc/wireguard/wg0.conf
[Interface]
PrivateKey = (ゲートウェイの「/etc/wireguard/private.key」の内容)
Address = 192.168.10.2/24
[Peer]
PublicKey = (VPSの「/etc/wireguard/public.key」の内容)
Endpoint = (VPSのIPアドレス):443
AllowedIPs = 0.0.0.0/0
vi /etc/wireguard/wg0.conf
[Interface]
PrivateKey = (VPSの「/etc/wireguard/private.key」の内容)
ListenPort = 443
[Peer]
PublicKey = (ゲートウェイの「/etc/wireguard/public.key」の内容)
AllowedIPs = 0.0.0.0/0
PersistentKeepalive = 25
sysctl net.inet.ip.forwarding=1
vi /etc/sysctl.conf
net.inet.ip.forwarding=1
vi /etc/pf.conf
...
pass # establish keep-state
pass in on wg0
pass in inet proto udp from any to any port 443
pass out on egress inet from (wg0:network) nat-to (vio0:0)
...
pfctl -f /etc/pf.conf
vi /etc/hostname.wg0
inet 192.168.10.1 255.255.255.0 NONE
up
!/usr/local/bin/wg setconf wg0 /etc/wireguard/wg0.conf
sh /etc/netstart wg0
wg-quick up wg0
お疲れ様でした!!
じゃ、ノートパソコンは違うネットワーク(例えば、スマホのWiFiホットスポット又はスタバの無料WiFi)に接続して、ノートパソコンからVPSにログインして下さい。
VPSからゲートウェイにログインして下さい。
ゲートウェイからネットワーク以内のゲームパソコンにログインして下さい。
VPS→ゲートウェイにログインするには、IPアドレスは「192.168.10.2」となります。
今から世界中でどこでもから自宅のゲームパソコンをアクセス出来ます!!
以上
匿名自営業076の設立者
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