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【Tor】出口ノードの設置方法

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今回はOpenBSD及びDevuanのみでの設置方法を説明すると思います。\

サーバーについて

まずは、自宅でホスティングするのは勧めません。
貴方のIPアドレスは出口ノードになると、Tor無しでも殆ど全ての一般ネットにアクセス出来なく成ります。
ですから、VPSを買った方が良いと思います。

モネロ(XMR)で払いたいから、Hostryを勧めます。
他の仮想通貨(例えば、ビットコインカッシュ(BCH))の場合、Vultrを勧めます。
日本円の場合、ConoHaです。

HostryとVultrはクラウドフレアを使って、ConoHaはreCAPTCHAを使っていますので、VPNでアクセスした方が良いと思います。

Debianを使ったら、Devuanと殆ど同じコマンドを使えます。
上記のプロバイダーで全部Debianを選べますが、Devuanを選べませんので、まずはDebian→Devuanの交換は必要と成ります。
交換方法はこちらまでご覧下さい。

パッケージのインストール

OpenBSD

pkg_add tor nyx

Devuan

apt install tor unbound nyx

Torの設定

/etc/tor/torrcバックアップして、新しいやつを作って、下記のものをご入力下さい。

mv /etc/tor/torrc /etc/tor/torrc-BCKP && nvim /etc/tor/torrc
Log notice syslog
RunAsDaemon 1
DataDirectory /var/tor
ControlPort 9051
CookieAuthentication 1
ORPort 9001
Nickname (お好み名前)

# PGPキーがなければ
#ContactInfo 連絡先 <hogehoge アットマーク keronet ドット jp>
# PGPキーがあれば
ContactInfo 0x(PGPキー) 連絡先 <hogehoge アットマーク keronet ドット jp>

DirPort 80
DirPortFrontPage /etc/tor/tor-exit-notice.html
ExitRelay 1
User _tor

ExitPolicy accept *:*
ExitPolicy reject private:*
IPv6Exit 1
ExitPolicy accept6 *:*
ExitPolicy reject6 [FC00::]/7:*
ExitPolicy reject6 [FE80::]/10:*
ExitPolicy reject6 [2002::]/16:*

Unboundの設定

OpenBSDを使ったら、unboundが既にインストール済みですが、Devuanの場合はインストールするのは必要です。

OpenBSD

/var/unbound/etc/unbound.confを編集して下さい。

server:
  interface: 127.0.0.1

server:
  verbosity: 1
  qname-minimisation: yes
  interface: 127.0.0.1

Devuan

/etc/unbound/unbound.conf.d/root-auto-trust-anchor-file.confを削除して、/etc/unbound.conf.d/torexit.confを創作して下さい。

server:
  verbosity: 1
  qname-minimisation: yes
  interface: 127.0.0.1
  interface: ::1

  access-control: 0.0.0.0/0 refuse
  access-control: 127.0.0.0/8 allow
  access-control: ::0/0 refuse
  access-control: ::1 allow

  hide-identity: yes
  hide-version: yes

  auto-trust-anchor-file: "/var/lib/unbound/root.key"
  val-log-level: 2

  aggressive-nsec: yes

remote-control:
  control-enable: yes
  control-interface: /var/run/unbound.sock

resolv.conf

/etc/resolv.confを編集して下さい。
そうして、自動編集を出来ない様にするには、許可を変更して下さい。

cp /etc/resolv.conf /etc/resolv.conf-BCKP
echo nameserver 127.0.0.1 > /etc/resolv.conf
chflags schg /etc/resolv.conf

サービスの再起動

OpenBSD

rcctl enable tor
rcctl enable unbound
rcctl restart tor
rcctl restart unbound

Devuan

OpenRCの場合:

rc-update tor enable
rc-update unbound enable
rc-update restart tor
rc-update restart unbound

runitの場合:

ln -s /etc/runit/sv/tor /run/runit/service
ln -s /etc/runit/sv/unbound /run/runit/service
sv restart tor
sv restart unbound

SysVの場合:

service restart tor
service restart unbound

systemd(Debian)の場合:

systemctl tor enable
systemctl unbound enable
systemctl tor restart
systemctl unbound restart

モニタリング

うまく設置出来たか確認するには、nyxを実行して下さい。
イメージは下記の感じですね。

ところで、アジアでのTorとI2Pネットワークを延長するには、匿名自営業076は複数TorとI2Pノードを設置予定です。
ですから、モネロで支援、または上記のVPSプロバイダーのURLを使って登録して自分でアジア地方でTorかI2Pノードを設置したら、凄く助かります。

以上


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